「軽自動車のオイルはいつ交換すればいいの?」
「軽自動車のオイル交換費用はどれくらい?できるだけ安く抑える方法はある?」
このような疑問をお持ちの方。
軽自動車を利用するには定期的なメンテナンスが必要不可欠で、いつでもベストな状態で走行するにはオイル交換もとても重要なメンテナンスの一つです。
とはいえ、オイル交換時期が分からない・忘れてしまうという方は少なくないでしょう。
今回は、最適なオイル交換時期や必要になるタイミングなどをご紹介します。
また、できるだけ費用を抑える方法についてもご紹介しますので、参考にしてください。
軽自動車のオイル交換時期と見極めるタイミングは?
軽自動車のオイル交換時期と、オイル交換が必要なタイミングについてご紹介します。
♦︎オイル交換の目安となる時期
『前回のオイル交換から3ヶ月〜6ヶ月』
前回のオイル交換から約6ヶ月前後が交換の目安です。
軽自動車の使用頻度にもよりますが、6ヶ月以上経過したものを使い続けているとエンジンオイルの性能が低下してしまい、走行に支障をきたす可能性があります。
「普段、軽自動車をあまり使用していない」という方は期間でオイル交換時期を見極めましょう。
『走行距離3,000〜5,000km』
走行距離で見極める際は、3,000〜5,000kmでオイル交換を行いましょう。
しかし、一般的に推奨されている走行距離が3,000〜5,000kmとなっていますが、運転の仕方によっても異なります。
アクセル・ブレーキを頻繁に繰り返すような走行の仕方(街中を走行する場合や配達業を行う人など)をしている方は、エンジン自体に負担がかかっているため早めの交換が必要です。
オイル交換を面倒に感じる人も少なくありませんが、中にはオイル交換をせずに10,000km以上走行を続ける人もいます。
しかし、無理に走行を続けるとエンジンへの負担が大きく軽自動車の故障の原因にもなりますので5,000km前後で交換を検討しましょう。
♦︎早めのオイル交換が必要な場合
・長時間高速道路を運転することが多い ・短距離をよく運転する ・雪道など寒い地方で運転する ・アクセルとブレーキを繰り返す運転が多い ・急な勾配を運転することが多い ・年間の走行距離が20,000km以上になる |
上記のように負担の大きい走行をする場合は、オイル交換の目安時期よりも早いタイミングで交換が必要になる場合もあります。
長距離運転だけでなく短距離運転が多い場合は、アクセルとブレーキを頻繁に使用するためエンジンに負担がかかってしまします。
また、勾配が多い道を走行する場合も通常よりも負担は大きいため、オイル交換時期を早めにした方がいい可能性もあります。
オイル交換の目安時期だけでなく、どのように運転しているかを考えオイル交換時期を見極める必要があります。
軽自動車のオイル交換費用
軽自動車のオイル交換費用についてご紹介します。
♦︎オイル交換費用
交換場所 | 費用 |
---|---|
ガソリンスタンド | 約4,000〜6,000円 |
整備工場 | 約2,000〜4,000円 |
カーディーラー | 約4,000〜10,000円 |
カー用品店 | 約1,000〜3,000円 |
交換するエンジンオイルは、店舗で取り扱っているものが異なるため交換費用も異なります。
カーディーラーで交換する場合は、純正品を扱っているため価格が高い傾向にあります。
しかし、軽自動車のメーカーに精通しているスタッフが対応してくれるため安心して任せることができるでしょう。
また、カー用品店でのオイル交換は比較的安く交換することができ、その店舗の会員であれば工賃が無料など、お得な料金を設定している店舗もあります。
♦︎費用を抑えるには
交換場所の中には、オイルの持ち込みがOKな場所もあります。
オイルを持ち込んだ場合は工賃のみなので、交換費用を抑えることも可能です。
オイル交換前にそれぞれの店舗を確認してみましょう。
また、オイル交換をセルフで行うことも可能です。
自分でオイル交換をする場合は、手順と注意点をよく確認して安全に行いましょう。
『オイル交換をセルフで行うには』
⒈オイルキャップを緩める ⒉ドレンボルトを確認する ⒊古いオイルを排出する ⒋ドレンボルトを締める ⒌新しいオイルを入れる ⒍オイル漏れがないか確認する ⒎オイルレベゲージで確認して完了 |
初めにオイルレベゲージを少し引き上げていることを確認してからキャップを外すことで、空気が入りオイルが抜けやすくなります。
そして、エンジンオイル部分には似たようなボルトがあるため、ドレンボルトを外す場所を間違えないように注意しましょう。
オイルを排出する際は、そのまま地面に流さず口の広いオイルトレイを使用すること。
オイルは勢いよく排出されるので、オイルトレイの選び方に注意しましょう。
しっかりと抜けきったら新しいオイルを入れてドレンボルトを締め、漏れがないか確認しキレイにしてください。
また、オイルキャップをしっかりと閉めていることも確認してください。
キャップが閉まっていないとエンジンをかけた時に、オイルが飛び散ってしまいます。
『軽自動車のオイル交換が面倒な場合はカーリースもおすすめ』
軽自動車を使用するには定期的なメンテナンスが重要で、オイル交換も必要不可欠です。
安全に走行するためのメンテナンスですが、「定期的なオイル交換などのメンテナンスが面倒」「急な出費をなくしたい」という場合はカーリースを利用することもおすすめです。
カーリースは軽自動車を所有することなく、メンテナンスが含まれているプランもあるため定額でオイル交換などのメンテナンスが可能です。
軽自動車のオイル交換が必要な理由
そもそもオイル交換は何のために行うのでしょうか。
エンジンオイルは、車の心臓部ともいえるもので安全に走行させるために必要不可欠です。
オイルがエンジン内を循環することで、エンジン内にある金属同士の接触によるトラブルを防ぐ役割があります。
また、エンジンオイルがあることによってエンジン内の隙間をなくし気密性を高め、エンジン内の余分な熱を冷たいエンジンオイルが冷却する役割も果たしています。
♦︎オイル交換を怠ると起こる症状
エンジンオイルを交換せずに走行し続けると、エンジン内の循環が悪くなりエンジントラブルに繋がります。
エンジンオイルは使えば使うほど劣化が進み、劣化したオイルを使い続けることでエンジン内がどんどん汚れてしまい、オイルも固まってしまいます。
固まったオイルはエンジンをかける際にエンジン内にある金属の部品同士がぶつかり摩擦を起こし、熱を冷却することができなくなります。
このような状態のまま軽自動車を走行させてしまうと、エンジン自体の負担が大きくなるだけでなく燃費が悪くなり、故障するなどのトラブルに発展することも考えられます。
軽自動車の寿命を短くする原因にもなりますので、オイル交換を怠ることなく定期的に行いましょう。
軽自動車のオイル交換が面倒ならリースもおすすめ!
軽自動車のオイル交換についてご紹介しました。
軽自動車のオイル交換は期間や走行距離を目安にして、交換を行いましょう。
しかし、オイル交換は運転の仕方によっても異なりますので、早めのオイル交換が必要な場合の項目を確認し、定期的なメンテナンスが重要です。
オイル交換の費用は2,000〜6,000円程度が相場ですが、できるだけ安く抑えたい場合はセルフで行うことも可能です。
ただし、セルフで行う際は手順と注意点をしっかりと確認して安全にこないましょう。
また、費用を抑える方法の一つとして、カーリースを利用することもおすすめです。
プランによってはメンテナンスが含まれている場合もありますので、定期的なメンテナンスを行い安全に走行することができます。