軽貨物ドライバーにとって、黒ナンバー車両は大切な商売道具なので定期的なメンテナンスが重要です。
メンテナンスの項目の中にはバッテリー交換も含まれており、適切なタイミングで交換することで安全に走行することができます。
バッテリーが上がってしまうとエンジンがかからないだけでなく、ライトやランプが付かないなどの症状があり、仕事で黒ナンバーが使えなくなるので注意が必要しましょう。
今回は、黒ナンバー車両のバッテリー交換についてご紹介します。
バッテリーが上がってしまう原因や交換のタイミングなどを確認し、定期的なメンテナンスを心がけましょう。
黒ナンバーのバッテリーが上がる原因は?
黒ナンバーのバッテリーが上がってしまう原因についてご紹介します。
バッテリーが上がってしまうと、黒ナンバーが使えなくなり仕事に影響が出てしまうので一つ一つ確認してみてください。
♦︎バッテリーの寿命
まずは、バッテリーの寿命が近いことが考えられます。
一般的な車のバッテリーの寿命は約3年と言われています。
使用し始めてから約3年経過したバッテリーは劣化が進み急にエンジンがかからなくなることもあるため、定期的にチェックする必要があります。
また、黒ナンバー車両の場合、一般車両よりも使用頻度が高いので劣化の進みが早い可能性もあります。
しかし、最近のバッテリーは性能が良いため3年〜5年ほど問題なく使用できる場合もありますので、自分の車のバッテリーの性能をよく把握しておくことも大切です。
♦︎長期間運転していない
車を長期間運転していない・放置した状態の場合もバッテリーが上がる原因になるので注意しましょう。
「車を使っていないならバッテリーも劣化しない」と思われがちですが、時計やカーナビなどに電力が使われているため、バッテリーは消費されています。
とはいえ、黒ナンバーの場合はほど毎日運転するので、長期間車を放置することはないかもしれません。
しかし、万が一仕事ができない状態の時でも半月に一度程度は車を動かすようにしましょう。
♦︎寒冷地帯など極端に気温が低い
寒冷地帯や気温が低い日はバッテリーが上がりやすくなります。
バッテリーの中にある液体の温度が下がると、バッテリー自体の性能が落ちることがありますので注意が必要です。
新品のバッテリーを外気温0°の場所で使用すると最大80%ほどの性能を発揮しますが、外気温が-15°や-20°にもなる極寒の地で車を使用する場合バッテリーの性能は約半分しか発揮されません。
使い古したバッテリーの場合は、さらに性能が落ちるためバッテリーが上がりやすくなります。
バッテリー液を冷やすことは性能を落とす原因になるので、頻繁に車を使用すること・冷やさないようにすることが大切です。
極寒地で黒ナンバーを使用する場合は、倉庫に保管したり車の雪かきをするなどの対策が必要です。
♦︎ライトを消し忘れ
エンジンを停止した状態で長時間ライトをつけたままにしておくと、バッテリーが上がってしまいます。
ライトだけでなく室内の電気を消し忘れた際にも、バッテリーは上がりやすいので注意しましょう。
また、車の電気を消したつもりでも半ドア状態になっていると室内灯はつけっぱなしの状態になります。
長時間車の電気がついた状態は、電力を大量に消費しているのでバッテリーが上がりやすくなっています。
♦︎エアコンの使い過ぎ
ライトの消し忘れと同様に、エアコンの使い過ぎもバッテリーが上がりやすい原因です。
電力を使うことでバッテリーを消費しているので、エアコンの使い過ぎには注意しましょう。
黒ナンバーのバッテリー交換のタイミング
黒ナンバーのバッテリーを交換する適切なタイミングを確認し、安全に走行しましょう。
♦︎黒ナンバーのバッテリー交換時期は約3年
軽自動車などの車のバッテリー交換のタイミングは約3年が一般的と言われており、黒ナンバー車両も同様に約3年程度でバッテリー交換を意識するといいでしょう。
しかし、中には高性能のバッテリーもあるため3年以上使用できる場合もありますが、運転の仕方や使用頻度によっては3年以内で劣化が進む場合もあります。
特に、黒ナンバーの軽貨物ドライバーの場合一般車よりも使用頻度が高く、バッテリーの劣化が早くなる可能性もあります。
また、運転の仕方によっても劣化の進み具合は変わるので、定期的なメンテナンスを行うことが安全に走行するポイントです。
最近のバッテリーは精度も高く、多少の劣化では運転に支障が起きないため、劣化が分かりにくくなっていますが「急にエンジンがかからない」というケースも少なくないため注意しましょう。
♦︎バッテリー交換のタイミング
・エンジンがかかりにくくなった ・ヘッドライトがいつもより暗い ・バッテリーが膨張・変色している ・アイドリングストップできない ・パワーウィンドウの動きが鈍い ・バッテリーの電圧が下がっている |
バッテリーの交換のタイミングは、バッテリーの使用期間の他に上記のような症状の時も意識しましょう。
バッテリーが劣化してしまうと急にエンジンがかからなくなることがありますが、バッテリーの性能が低下している時に出る症状として挙げられます。
エンジンがかかりにくくなることやヘッドライトがいつもより暗いなど、分かりにくい症状もありますので、実際にバッテリーの状態を確認したほうが安心です。
バッテリーの状態が膨張・変色している場合は、できるだけ早く交換をしましょう。
黒ナンバーのバッテリー交換は忘れずに行うこと!
黒ナンバーのバッテリーは、3年程度で交換することが大切です。
しかし、バッテリーの精度や運転の仕方・車の使用頻度によってバッテリーの持ちは異なりますので、定期的なメンテナンスが非常に重要になります。
黒ナンバーは一般車両よりも使用頻度が高いため常に点検することが重要ですが、定期的なメンテナンスを自分で行うことが難しい・忘れてしまうなら黒ナンバーをカーリースすることがおすすめです。
黒ナンバーの定期的なメンテナンスが大変ならカーリースもおすすめ!
カーリースは一定期間車を借りられるサービスですが、レンタルの時間貸しとは違い1ヶ月や1年以上など長い期間借りられること、借りている期間はマイカーのように使用できることがメリットです。
また、プラン内容によってはバッテリー交換などのメンテナンスも含まれたプランもありますので、忘れがちなバッテリー交換も含めた定期的なメンテナンスを行ってくれるので安心です。
プラン内容はリース会社によって異なりますので、事前に確認してみましょう。
費用・プラン内容・リース期間など、自分にあったカーリース会社を選ぶことで、効率的に黒ナンバーを使用することができます。
また、カーリースなら毎月一定の月額費用で黒ナンバーを使用できるので、メンテナンスなどの急な出費に悩むことがないこともメリットです。