「車が壊れてしまった。軽自動車の修理ってどれくらいかかるものなの?」
「最近軽自動車の調子が悪いが、そろそろ買い替えなのか、まだ修理で直せるのかの判断が難しい」
このように悩んでいる方も多いと思います。
事故や故障によって急な出費となってしまう修理費用。
車を所有しているなら避けては通れない事ですが、修理は故障の度合いやパーツによって大きく異なります。
こちらでは、軽自動車の修理相場と期間について、また買い替えの判断基準についてご紹介します。
軽自動車の修理相場と修理期間は?
まずは、軽自動車の修理相場と修理期間についてご紹介します。
♦︎修理相場
修理相場は破損部分によって異なりますので、部位別に修理が必要な部分と照らし合わせてみてください。
・ドアの修理・交換:2〜10万円 ・フレームの修理・交換:10〜100万円 ・バンパーの修理・交換:4〜7万円 ・サイドミラーの修理・交換:数千円〜3万円 ・ボンネットの修理・交換:2万円〜 ・フェンダーの修理・交換:3万円〜 |
このように破損部位によって費用は大きく異なり、破損度合いによっても変わります。
サイドミラーが破損した場合、ミラーのみの交換なら3,000円程度で済みますが、サイドミラーを動かすためのモーターが破損している場合3万円ほどかかる場合もあります。
そして、フェンダーの修理を行う場合は、小さな傷であれば3万円程度ですが、数カ所の傷やフェンダーを交換となると10万円以上かかる可能性もあります。
フレームが破損した場合は少なく見ても10万円、損傷が激しい場合は100万円以上かかることもあるのでこの場合は買い替えを視野に入れて検討してみましょう。
♦︎修理期間
・フレームの修理・交換:数日〜1ヶ月程度 ・バンパーの修理・交換:2日〜4日 ・ドアの修理・交換:数時間〜1週間以上 |
フレームの修理の場合、損傷が大きいものであれば1ヶ月ほどかかる場合があります。
フレームの修理の場合は、修理費用・修理期間によっては買い替えの方がいい場合もありますので慎重に判断しなければいけません。
バンパーの場合は、フロント・リアの場所によって修理期間が異なります。
フロントバンパーの場合は2日程度で修理できますが、リアバンパーの場合は4日ほどかかる可能性もあります。
バンパーは事故にあった際に衝撃を逃しやすく作られているため壊れやすいことが特徴です。
破損具合によっては、目安の期間よりも長くなる可能性もあります。
軽自動車を修理するのと買い替えの判断基準について
軽自動車を修理するか、買い換えるのか、判断に困った場合は以下のポイントを抑えて確認してみてください。
♦︎修理した方がいい場合
・新車で購入したばかり、もしくは3年以内 ・車のローンが残っている場合 ・走行距離が10万km以内である ・次の車検まで期間が残っている |
『新車で購入したばかり、もしくは3年以内である』
新車を購入したばかりや3年以内であれば、保証が適用される可能性があります。
メーカー保証の範囲内で修理してもらえれば費用を抑えることができます。
しかし、修理箇所や場合によっては保証内で修理ができないものもあります。
例えば、消耗品の故障(エンジンオイルやタイヤなど)や、不正改造をした車の故障には対応されていないので注意が必要です。
『車のローンが残っている』
軽自動車を購入した際に、ローンを組んでいる方も修理することがオススメです。
車のローンが終わっていない状態で車を売却することはできないため、事前に確認しましょう。
ローン負債が残っている場合、車の所有者の名義は自分ではなくローン会社やディーラーの名義になっているので名義変更ができないのです。
ローンを完済すれば所有者が自分になり、売却することも可能になります。
『走行距離が10万km以内である』
軽自動車を乗り始めて10万km以内であれば、修理をして乗り続けることがオススメです。
重要部品にダメージがなく走行に対して問題がない、これからも乗り続けられる場合は買い替えの必要はありません。
しかし、走行に支障がある場合は無理に乗り続けることは危険です。
軽自動車の寿命は10〜12年程度が一般的で、10万kmも買い替えの目安になっています。
10年が経過していて、10万km近い走行距離を走っている場合は、車本体の劣化も進んでいるためこの先も修理や故障などの維持費がかかることが想定されます。
修理の費用と買い替えの費用を比較し、ライフスタイルを考えながら検討してみてください。
『次の車検まで期間がある』
車検まで期間が長く残っており、軽傷の修理なら買い替えせずに乗り続ける方がいいでしょう。
車検が1年以上残っている状態で売却をしても、査定額が高くなったり残りの車検費用が戻ってくるわけではありません。
このようなことから、車検を通したばかりの車や車検期間が長く残っている場合は、売却よりも修理をして乗り続けた方がいいと考えます。
♦︎買い換えたほうがいい場合
・修理費用が高額・破損が激しい ・購入してから10年以上が経過している ・走行距離が10万kmを超えている |
『修理費用が高額・破損が激しい』
破損した部分によって修理費用が異なりますが、修理費用が高額な場合や破損が激しい場合は買い替えも視野に入れて検討しましょう。
しかし、上記でも述べたように、ローンを組んでいる場合は売却できないため確認が必要です。
『軽自動車を購入してから10年以上が経過している』
上記でもお伝えしたように、軽自動車の買い替え時期は10年〜12年程度です。
10年以上が経過していて故障した場合、軽自動車が劣化している可能性も高いです。
修理をして軽自動車が使えるようになっても、またすぐに修理が必要になる可能性も高いため新車を購入した方が安全に長く使えるでしょう。
『走行距離が10万kmを超えている』
年数だけでなく、走行距離も確認が必要です。
車は10万kmを超えると消耗が進み、故障した部分だけでなく様々な部分の修理や交換が必要になるでしょう。
特に、重要部品(エンジンパーツやバッテリー・ゴム製品など)は、10万km辺りで交換を推奨していることが多く、交換費用に数十万円かかる場合もあります。
修理だけでなく交換も必要になるので、軽自動車を買い替えた方が安全性も高く安心して乗ることができます。
軽自動車の修理相場と修理期間を確認しよう
軽自動車を修理に出す際の費用相場と修理期間についてご紹介しました。
軽自動車の修理は故障や事故の度合いによって異なります。
また、修理費用だけでなく軽自動車の走行距離や所有している期間によっては買い替えの方がいい場合もありますので、修理に出す前に確認してみましょう。
修理期間は自分の車は使えないので、代車は使えるのか、使えない場合はどうするのかについても確認が必要になります。
代車が使えない場合は、修理期間のみレンタカーやリースの使用を検討してみましょう。
修理期間が明確になっていれば、効率的に利用することができます。
軽バンリース・レンタル本舗では1ヶ月の短期リースから承っておりますので、お気軽にご相談ください。