軽貨物車の黒ナンバーを短期リースできる？デメリットを把握し上手に利用しよう

2023
04月 07日

「軽貨物車の黒ナンバーを短期リースすることはできる？」

「必要な期間だけお得に黒ナンバーを借りたい場合はどうすればいいの？」

このように考えている方もいらっしゃると思います。

軽貨物車のリースは、長期・短期と自分の必要な期間分をリースすることが可能です。

こちらでは、短期リースする際のメリット・デメリットについて解説します。

黒ナンバーの軽貨物車はリースでも良いの？

最近は、ネット通販やメルカリなどの個人間売買が増えており、宅配の需要が急増しています。

しかし、配送業の需要が急激に増えたことで個人事業主として宅配業を始める方も多く、気軽に始められる職業として人気を集めています。

その宅配業を始める際に必要な黒ナンバーについて解説します。

○そもそも黒ナンバーって何？

黒ナンバーとは、事業用として使用する車両のナンバープレートをいいます。

貨物軽自動車運送事業者として個人で始める際には、必ず黒ナンバーが必要になりますので確認しておくことが重要です。

先に述べたように、ネット通販や個人間売買の増加に伴い、宅配業の需要が高まっていることから個人で始める人が急増しています。

軽バン1台で事業を始めることができるので、フリーランスや副業としても人気の職業です。

○個人事業主として始めるなら軽貨物車のリースがおすすめ

個人で開業するなら、軽貨物車のリースがおすすめです。

開業するにあたり、車の手配や黒ナンバーの手続き・開業届など、様々な手続きが必要になりますよね。

また、初期費用もかかるためある程度まとまったお金が必要になります。

そんな時に、軽貨物車のリースなら初期費用を抑えることができ、黒ナンバーの手続き等も簡単に済ませることができます。

軽貨物車黒ナンバーを短期間リースするメリットは？

こちらでは、短期リースする際のメリットについてご紹介します。

費用面や効率面など、様々なメリットがありますのでこれからリースを検討されている方は参考にしてください。

①必要最低限で利用できる

基本的にリース契約をする際には1年以上の長期契約が一般的ですが、最低限の必要な期間だけをリースすることもできます。

短期リースはカーリース会社によって期間は異なりますが、1ヶ月〜や3ヶ月〜などリース契約が可能な会社もあります。

車の故障や修理期間、車の購入前のお試し乗車などに利用することもできます。

②費用を抑えられる

短期のカーリースは、新車を購入する必要がないため初期費用を抑えることができます。

車の購入に関する手続き等も月額プランに含まれている場合もありますので、手続きにかかる手間も省けるでしょう。

また、車を購入した際は自動車税や保険料など月々にかかる費用がありますが、リース契約の場合は月額料金に含まれてるので毎月一定額の出費になり経費としても管理しやすくなります。

③周りから見てリース車であることが分からない

レンタカーやカーシェアリングをした車は、ナンバープレートに「わ」や「れ」ナンバーが使われているため周りから見ても分かります。

しかし、カーリースの場合自家用車と変わらないナンバープレートが使われているので、周りから見てもカーリースをしていることは分かりません。

その理由として、リース車は自家用車と同じで資産とみなされるため、「わ」や「れ」ナンバーが使われないのです。

黒ナンバーをリースする場合、仕事用として使用しますがリース車なのか自家用車なのかの区別がつかないので印象や信頼を損なう不安もありません。

軽貨物車黒ナンバーの短期リースをするデメリット

軽貨物車の黒ナンバーを短期リースする際のデメリットについて解説します。

①1ヶ月以内の短期間契約ができないこともある

カーリースをする際には、最短期間でも1ヶ月〜という会社がほとんどです。

1週間や数日など、1ヶ月未満でのリース契約ができない会社が多いということを理解しておきましょう。

②車両の利用制限が設けられている

リース契約の場合、利用制限が設けられている場合があります。

利用制限は主に、「走行距離」や「カスタマイズ」に制限がある場合が多いです。

契約時に設定された走行距離を超えてしまうと追加料金が発生することもありますので、契約時にしっかりと確認しましょう。

また、リース車を返却する場合は原状回復が基本です。

原状回復できないようなカスタマイズや傷・汚れなどがある場合は、回復させるための費用が発生します。

③途中解約ができない

リース車は、短期間といっても1ヶ月や3ヶ月ほど借りることになります。

途中で「やっぱり2週間で使わなくなる」となっても、途中解約はできません。

途中解約する場合は、契約期間の料金一括払いや違約金が発生する可能性がありますので、事前に確認をしてからリース契約を結びましょう。

③手続きが面倒

リース契約を結ぶ際には、長期・短期問わず必ず審査が行われます。

審査内容は、年齢や年収・資産・住居などが確認され、毎月の費用を支払う能力があるかについて判断されます。

また、クレジットカードや携帯電話の支払い遅延などについても審査されることもあります。

審査内容は会社によって異なりますが、手続きが完了しないとリース契約はできません。

手持ちの軽バンを黒ナンバーにするには？

宅配業を始める際に、黒ナンバーをリースすることがおすすめですが、手持ちの軽バンを黒ナンバーにすることもできます。

手持ちの軽バンは、自家用として使用しているものであれば黄色ナンバーのはずです。

しかし、軽貨物運送をする際には自家用の黄色ナンバーを黒ナンバーに変更する必要があります。

黄色ナンバーを一度返却して、再度黒ナンバーを取得することになりますので番号は変更されてしまいますが、引き続き手持ちの軽バンを使用して事業を始めることが可能です。

黒ナンバーを取得する際には、書類の準備や手続き等に時間と手間がかかるため、黒ナンバー取得代行業者を利用して簡単に手続きを進めることも可能です。

軽貨物車の黒ナンバーを短期リースするにはメリット・デメリットを把握することが大切

軽貨物車の黒ナンバーを短期リースする際のメリット・デメリットについて解説しました。

短期リースする場合は1ヶ月〜や3ヶ月〜など、会社により異なりますのでリース契約を結ぶ前に確認しましょう。

また、リース契約を結ぶ際には途中解約ができない、車両の利用制限などのデメリットもあります。

自分の必要な期間のみをリースすることができるので、上手に利用すればお得に利用することができます。

車の購入前のお試しや仕事の繁忙期のみなど、効率的にリースを利用することがおすすめです。

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