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軽バンの営業ナンバーを取得するメリットは?事業を始める流れや注意点も解説

2023
05月
01

軽バンは自家用としても万能な車ですが、最近では個人の配送業で利用する方が増えています。

ネット通販やメルカリなどの個人間売買の利用者増加に伴い、個人事業主として配送業を始める方が増え、軽バンは使いやすさや運転のしやすさから人気となっています。

軽バンを使って事業を始める際は、営業ナンバーの取得は必須となっていることをご存知でしょうか?

今回は、軽バンを使って個人で事業を始めるメリットや、仕事を始める際の注意点についてご紹介します。


軽バンで始める際に必要な営業ナンバーとは?


営業ナンバーとは、事業用のナンバープレートを指し「黒ナンバー」とも呼ばれます。

黒ナンバーは主に軽貨物運送事業を行う車に必要なナンバープレートで、黒ナンバーなしで事業を始めることはできません。

そして、「黒ナンバーを取得すればどんな車でも事業を始めることができる」ということではなく、黒ナンバーを取得して事業を始めるには軽バンと言われる軽自動車、もしくは軽トラックが必要です。

個人で使用している軽バンがあるなら、黒ナンバーを取得しすぐにでも事業を始めることが可能になります。


軽バンで始められる事業とは?個人で始めるメリットも紹介


軽バン 個人 メリット

個人事業主として事業を始めたい方は、軽貨物運送業がおすすめです。

また、軽バンで事業を始めるメリットについても見ていきましょう。

○軽バンを使って仕事を始めるなら軽貨物運送業がおすすめ

軽バンで事業を始めるなら、軽貨物配送業がおすすめです。

中型や大型トラック・自動二輪車での配送業は緑ナンバーが必要な一般貨物自動車運送事業になり、軽バンで始める場合は黒ナンバーです。

最近は、特に通信販売や個人間売買などにより宅配の需要が高まっています。

このことから、フリーランスや副業として始める人が増え、年齢・性別問わず誰でもできることが魅力ですよね。

○軽バンで個人事業を始めるメリット

軽バンで個人事業を始める際は、以下のようなメリットがあります。

メリット
・自分次第で稼ぐことができる
・副業として収入源を増やせる
・定年がなく長く続けられる
・黒ナンバーを取得後すぐに始められる
・仕事の人間関係の悩みが減る

個人事業主として始める際には、委託で始める人・新規で事業を始める人などそれぞれですが、どちらにしても自分次第で稼ぎを調整することができます。

また、中には副業で宅配業を始める方も少なくないので、本業とは別の収入源を増やすことも可能です。

個人で始める場合、定年退職がなく長く続けることができるので不安もないでしょう。

本業が定年退職になってから、のんびり隙間時間を使って配送業をするのもいいですよね。


軽バンで事業を始めるには?流れを解説


軽バン 流れ

軽バンで事業を始める流れは、以下のようになります。

◎軽バンを準備する

まずは、軽バンを準備するところから始めましょう。

自家用の軽バンを持っている場合は、黒ナンバーを取得すれば変更が可能です。

軽バンをお持ちでない方は新車・中古車を購入するか、もしくはカーリースがおすすめです。

カーリースなら初めにまとまった金額を準備せずに、初期費用を下げて事業を始められるメリットがあります。

また、新車購入に迷っている方はまずはカーリースで気になる軽バンを実際に使ってみるのもいいでしょう。

カーリースは年単位で借りることができるので、長く事業をする方にもおすすめです。

◎軽バンの黒ナンバー取得

次に軽バンの黒ナンバーを取得します。

黒ナンバーの取得の際には、書類準備し運輸支局に提出しなければいけません。

必要書類は、

・貨物軽自動車運送事業経営届出書

・事業用自動車等連絡書

・貨物軽自動車運送事業運賃設定書

・運賃料金表

・車検証のコピー

が必要になります。

それぞれの書類を各都道府県の運輸支局に提出し、承認されれば取得完了です。

大切な書類なので自分で黒ナンバーを取得するのは不安・忙しくて時間がないという方は、黒ナンバー取得を代行してくれるところもありますので、そちらをご利用ください。

◎自分が働ける時間帯を把握する

黒ナンバーを無事に取得することができたら、自分がどんなスケジュールで仕事をするのかプランを立てましょう。

闇雲に仕事を受注するよりも、自分がどれくらいの時間帯で働けるのかを把握することで効率よく仕事を進めることができます。

忙しい時間帯や繁忙期などもありますので、それぞれの時間と料金を把握しプランを立ててみてください。

◎仕事を受注する

配達の仕事を受注するには、運送会社を通して委託として働くか配送マッチングサービスを利用する方法もあります。

運送業者を通す場合は軽貨物専門業者に登録をし、それぞれの会社の指示に従って仕事を受け取ります。

会社によって異なりますが、運送業者を通して仕事をする場合は荷物1つあたりの料金となるので、多く配達をすればそれだけ稼げることになります。

また、配送マッチングサービスを利用して仕事を受注する方法もあります。

配送マッチングサービスとは、最近でいうUber Eatのようなものです。

配送マッチングサービスで仕事を受ける場合は、働ける時間帯にエントリーすることができるので時間の融通が効きやすいというメリットがあります。


軽バンで営業ナンバーを取得し仕事を始める際の注意点


軽バン 営業 注意点

軽バンを利用して事業を始める場合の注意点を確認しましょう。

♦︎個人事業主なので責任が問われる

会社に勤めているわけではないので、仕事中にクレームや事故などがあった場合の責任は自分自身で対応しなければいけません。

会社に頼ることもできないので、自己管理や責任ある行動が非常に重要になります。

また、配達の繁忙期はしっかりと稼ぐことができても、閑散期には思ったような稼ぎにならない場合もあります。

それぞれの時期を計算し、効率よく稼ぐことが大切です。

♦︎軽バンで仕事を始める場合確定申告が必要になる

軽バンで事業を始める際には、自分で確定申告をする必要があります。

会社勤務の場合は会社に任せていたことでも、個人事業主になったら年末調整までの管理をしっかりと自分で行うことが大切です。

自分で管理が難しい方は、携番のリース契約がおすすめです。

軽バンのリースなら月にかかる料金が分かりやすく、経費計上しやすいことがメリットになります。

プランによってはメンテナンス費用などが含まれている場合もあるので、月にかかる費用をコンパクトに抑えることができ確定申告までの管理が楽になります。


営業ナンバーで事業を始めるならカーリースがおすすめ


営業ナンバーを取得することで軽バンですぐに仕事を始めることができます。

軽バンで事業を始める際は、収入源が増えることや自分の時間を使って効率的に仕事ができるなど、様々なメリットがあります。

自分の軽バンをお持ちの場合は、営業ナンバーを取得することですぐに始められることも魅力ですよね。

配送業を検討している方で軽バンの購入も視野に入れているなら、購入前に軽バンのリース契約をすることがおすすめです。

リースなら自分で軽バンを購入する手間もなく、初期費用を抑えて始めることができます。

気になる軽バンがあるなら、同じ車種を扱っているカーリース会社を探してみましょう。