軽バンの需要は年々高まっている理由として、黒ナンバーを取得して軽貨物運送業を始める人が多い事が考えられます。
車両を用意する手段として、初期費用が不要な点からリースを検討している方もいると思います。
リースには審査があり、審査が通らないとリース契約できません。
審査では契約者の信用情報などが審査されます、また審査の結果が出るまでには1週間かかるときもあります。
審査は「時間もかかり面倒」と感じている人もいるのではないでしょうか?
審査なしで「黒ナンバーリース出来ないか?」と考えている方もいるでしょう。
この記事では「審査なしで黒ナンバーリースできる会社は?」「激安業者の危険性」について解説しますので、参考にしてください。
黒ナンバーのリースは審査なしで可能?
黒ナンバーの車両をリースする場合は、基本的に審査がつきものであり無審査のリース契約は存在しません。
リースでの審査とローンでの審査ですが、一見同じように思われる方もいるのではないでしょうか。
リースでの審査は信販会社が行うことがほとんどで、本審査だけです。
ローンの審査では、事前審査と本審査の2段階があるようです。
事前審査はローン会社が審査をおこない、本審査では金融機関や信販会社により審査されます。
リース審査より、ローン審査の方が厳密に審査されるようです。
リースでは、審査結果が出るまで2〜7日位かかるようです。
審査では対象者の、年収・信用情報・職業などが調査されます。
これらの項目について説明していきます。
◇年収
明確に「年収〇〇円以上」といったボーダーラインはないようですが、年収200万円以上がめやすとされているみたいです。
年収が審査基準となっている理由は、安定した収入があるかどうかを判断するからです。
個人事業主・自営業・パート・アルバイトの方は、収入が不安定とみなされ不利になるかもしれませんが、担保や保証人など付けることで審査が通りやすくなります。
◇信用情報
審査対象者の信用情報について調査されます。
過去に自己破産や任意整理などしている場合は、事故情報として5〜10年間は審査に通る事が難しいのです。
クレジットカードの支払いの延滞情報なども調査されますので、普段から支払いに気をつけましょう。
カードローンや住宅ローンなどで多額の借入がある場合も審査で不利になります。
意外な項目として、スマートフォンの分割払いなどにも注意しましょう。
スマートフォンは高額なので分割で購入する人も多いと思います。
これも借金になりますので、審査が通らなかった場合は一括返済すると通るかもしれません。
◇職業
定職についていない方の場合、収入が十分あったとしても審査で不利になりがちです。
公務員や正社員の方の方が安定した収入があると見られ、審査に通りやすくなります。
カーリースでは個人事業主の方が申し込むケースが想定されます、「定職でないと審査に通らない?」と思う方も居ると思います。
法人・個人事業主向けのサービスもありますので、リースを検討している方はリース会社に確認してください。
「定職でないと審査に通らない」訳ではないので、審査結果が出るまで待ってみましょう。
審査なしでできる例外的な場合
基本的に黒ナンバーの車両に限らず審査なしでリース契約することは不可能です。
それでも黒ナンバーの車両を利用したい場合は、レンタルを検討しましょう。
レンタル車両の場合、車両の使用者を「配達する人(本人)」にできないので、使用者が「配達する人(本人)」でないと利用できないサービスは利用できません。
◇黒ナンバーではないこと
リース会社によっては、審査の甘い会社もあります。
しかし、黒ナンバーでのリースは難しいのです。
黄色ナンバーなら可能かもしれませんが、そういった場合は違う方法を検討した方がいいのです。
仮に審査なしで貸してくれる業者があったら違法!
リース会社の中には、「審査の必要がない」と宣伝しているリース会社もありますが、実際には自社で審査している会社がほとんどでしょう。
そのようなリース会社の審査では、年収や信用情報に少々問題があっても審査が通る可能性もあります。
そのため、高い手数料などを要求されたり、サービス内容が不十分だったりと問題があるケースがほとんどです。
審査を通すために契約者ではなく、他の人の名義で審査をしている可能性も否めません。
そのような違法な方法でリースしても、なんのメリットもないのです。
黒ナンバーを取得するための一連の流れ
◇軽貨物車を1台以上保有
黒ナンバーを取得するには軽貨物車でなければいけません。
軽貨物車が1台あれば、台数は関係ないのです。
対象となる車両は、軽自動車(軽トラック・軽バン)です
車検証の「用途欄」に「貨物」と記載されていれば、軽貨物車なので取得できます。
用途欄に「乗用」となっている車両の場合、構造変更しないと黒ナンバーの取得ができませんでしたが、令和4年10月27日より軽貨物自動車運送事業用に使用できるようになりました。
◇営業所・休憩施設・車庫を保有
黒ナンバーを取得するには、営業所・休憩施設・車庫が必要です。
営業所と休憩施設は自己所有でなくても大丈夫なので、賃貸物件でも良いですが、スペースを確保できていないといけません。
物件に対する条件はありませんので、スペースが確保できていれば問題ないのです。
車庫は営業所から半径2km以内に確保しなければいけません。
事業認可申請した時に車庫の場所も届けているので、ほとんどの場合気にする必要はないでしょう。
◇運送約款を用意
運送規約とは、荷主との運送契約の内容が記載されている文章です。
運送規約がないと、軽貨物運送事業を開業できません。
国土交通省のホームページに「標準貨物軽自動車運送規約」がありますので、それを活用すればいいのです。
◇運行管理体制を整える
運行管理を整える理由として、運転手の安全を確保するためです。
過積載や過労運転による事故を防止する目的で決められています。
管理者を置く必要がありますが、事業者が管理者として届け出ることも可能です。
10台以上の黒ナンバーの車両を保有している運送業者は、事業者とは別にもう1人管理者を置く必要があります。
◇損害賠償能力があることを証明
損害賠償能力がないと黒ナンバーが取得できません。
自賠責保険の加入は当然ですが、任意保険にも加入し備えておくことが必要です。
任意保険に加入する際には、事業用の保険に入る必要があります。
事業用の任意保険を取り扱っている保険会社は少ないので、その点は注意が必要です。
黒ナンバーの車両は運転頻度が高いので、交通事故のリスクが高まるので保険料が高くなります。
事業として車両を使用しているので、その点は仕方ないのかもしれません。
黒ナンバーはリースがおすすめ!
黒ナンバーの車両を利用するならリースがおすすめです。
その理由として軽貨物運送事業をする場合、長期に渡り事業として取り組むことが想定されます。
長期間の利用を考えた際に、レンタルとリースどちらで利用する方が経済的なのかが重要です。
レンタル契約は基本的に、短期間での利用を想定して料金設定されています。
長期利用すると、リースに比べて料金が割高になるでしょう。
リース料金は「車両価格+各種費用の総額を契約期間」で割って決められます。
契約期間が長くなれば、毎月のリース料金も安くなるのです。
それらの理由からもリースがおすすめです。
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