福岡で黒ナンバーのレンタルを考えている方に、黒ナンバーの車両を審査なしでレンタルできるのか解説していきます。
黒ナンバーのリースとレンタルは違う?
◇黒ナンバーとは?
軽自動車のナンバーには、黄色のナンバーと黒色のナンバーを見かける時があると思いますが、みなさんはご存じでしょうか。
一般的にみなさんが普段運転している軽自動車のナンバーは、黄色ナンバーだと思います。
近年軽自動車のナンバーでも白色のナンバーがありますが、白色と黄色のナンバーは自家用車として登録されている車両です。
黒色ナンバーとは一体どんな目的で使われているのでしょう。
黒ナンバーとは、軽貨物運送業(貸物軽自動車運送業)をする車両に取り付けられるナンバーです。
軽貨物運送業するためには、黒ナンバーを取得しないといけません。
軽貨物運送業とは、軽貨物車を使用し運賃をもらいお客さんの荷物を届ける事業です。
また同じ運送業で使われるナンバーとして、緑ナンバーがあります。
緑ナンバーは、旅客自動車運送業や貨物自動車運送業を対象にしたナンバーです。
緑ナンバーを取得するには、国土交通大臣の許可が必要になります。
◇黒ナンバーのメリット
軽貨物運送業するには、黒ナンバーを取得しないといけません。
通常運送事業を始めるには、申請を出し許可を受けないと事業を始められません。
軽貨物運送業では、届出を提出すればすぐに始めることが可能なので、申請を出すだけですぐに始められる点は大きなメリットです。
リース車両でも始める事ができるので、初期費用を抑えて個人事業主として運送業を始められる点もメリットです。
黒ナンバーの場合、自動車税や重量税などの税金が優遇される点もメリットです。
黒ナンバーは、黄色ナンバーと比べて重量税や自動車税が安くなります。
黄色ナンバーの場合、重量税が6,600円、自動車税が5,000円ですが、黒ナンバーでは重量税が5,000円、自動車税が3,800円です。
その差を計算してみると、2,800円も黒ナンバーの税金が安くなります。
黒ナンバーは黄色ナンバーに比べ重量税や自動車税を抑えることが可能です。
◇リースとレンタルの違い
リースとレンタルの違いについて説明しますので、参考にしてください。
・車両
レンタルの場合は、レンタル会社が所有している車両から選ぶ必要があります。
リースの場合は、希望する車種を自由に選択できます。
その理由は、リースの場合は選んだ車両をリース会社が購入しリース契約を結ぶからです
そのため、レンタルよりリースの方が希望する車両を選びやすくなります。
・契約期間
レンタルの場合は、長期契約することも可能ですが基本的に短期契約が多いのです。
リースの場合は、短期契約も可能ですが長期契約が多くなります。
・支払い
レンタルの場合は、利用の都度レンタル料金を支払う必要がありますが、リースの場合は毎月定額のリース料金の支払いが必要です。
・所有者と使用者
レンタルの場合は、「所有者」「利用者」ともにレンタル会社となり、リースの場合は「所有者」はリース会社で「利用者」は契約者です。
・途中解約の可否
レンタルの場合、契約期間内であれば途中解約が可能です。
リースの場合、契約期間内に途中解約する場合には違約金を支払う必要があります。
リースでの途中解約は、各リース会社により異なりますので注意してください。
黒ナンバーは審査なしでは一切不可!
リース契約では、契約時に審査が必要です。
レンタルの場合には、リース契約のような審査はありません。
そのため審査なしで利用する事が可能です。
しかし、黒ナンバーを取得するには申請が必要なので、その点は忘れないでください。
レンタルの審査はありませんが、黒ナンバーを取得する申請は必要なので、その条件を満たしていない場合は黒ナンバーを取得できないでしょう。
黒ナンバーは1日レンタル可能?
レンタカー会社により異なりますが、1日だけレンタルすることは可能です。
レンタル契約は基本的に、一般的には短期契約での利用が多いので数時間から数日、数週間で契約が可能です。
たとえば車両が壊れたり、事故にあったりした時にレンタルがおすすめできます。
リース契約の場合には審査も必要なので時間がかかりますが、レンタルではそのような審査がありません。
すばやく車両を利用したい時は、レンタルがおすすめです。
レンタルの場合、希望する車両がない場合はレンタルできません。
その点には注意が必要です。
長期利用なら黒ナンバーのリースがおすすめ!
長期利用するのであれば、レンタル契約よりリース契約がおすすめです。
レンタル契約は、基本的に短期契約での利用が想定されています。
レンタルのメリットとしては、必要な時に必要な期間利用できることです。
レンタルで長期間利用することは可能ですが、長期間利用すると費用がリースに比べて高くなる可能性があります。
リース料金は「車両本体価格+各種費用の総額」を契約期間で割って決められます。
契約期間も3〜5年、長ければ10年前後の契約が可能です。
その点からも、長期利用するならリースがおすすめです。
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