「黒ナンバーをリースして配送業務を行うことはできるの?」
「黒ナンバーをリースするよりも購入した方がいいのでは?」
これから配送業務を始める方、黒ナンバーの車両が必要な方は、リースと購入どちらがいいのか迷いますよね。
こちらでは黒ナンバーをリースすることで、どのようなメリットやデメリットがあるのかについて詳しくご紹介します。
黒ナンバー車両をリースして業務はできる?
まずは、黒ナンバーをリースして業務を行えるのかについてですが、問題なく業務を行うことができます。
アマゾンフレックスで業務を行う際も問題ありません。
車を購入してしてから自分で黒ナンバーを取得の手続きを行うよりも、リースした方が早く業務につくことができるというメリットがあります。
車を購入する際は、希望の車両の購入手続き・納車・黒ナンバー取得など、自分で行う手続きがたくさんあるので実際に業務を行うまでに1ヶ月以上かかる場合もあります。
黒ナンバーをリースすることで面倒な手間が省け、すぐに業務を行うことができます。
しかし、黒ナンバーをリースする際にはデメリットもありますので、しっかりと把握してからリースを検討してみてください。
黒ナンバーをリースする際の注意点とデメリットは?
黒ナンバーをリースするデメリットについて解説します。
♦︎途中解約できない
黒ナンバーをリースする際は、期間を決めてリース契約を行います。
リースは最短1ヶ月〜借りることができ、半年や1年など長期間借りるのに最適です。
しかし、注意しなければいけないことは途中解約ができないこと。
途中解約を希望する場合は、契約期間の総支払額の負担をするか違約金が発生することもありますので注意しましょう。
♦︎車両のカスタマイズができない
リースした場合は、車両のカスタマイズはできません。
車両を返却する際に現状回復することが基本なので、大幅な変更ができないことは理解しましょう。
しかし、リース契約満了時に車両を買い取る際にはカスタマイズをすることが可能なので、契約時に確認してみてください。
♦︎車を一括購入するよりも総支払額が高くなることもある
リース契約の期間によっては、総支払額が車の一括購入よりも高くなる場合があります。
車両はリース会社が購入し、その車を借りることになるので会社の取り分もリース料金に含まれます。
このようなことから車両の購入とリースを検討されている場合、長期でのリースを考えているが現在まとまったお金があるという方は、車の購入の方が安くなる場合もあります。
♦︎リース契約には審査が必要
黒ナンバーをリースする際には、審査が必要です。
毎月の支払いが問題なくできるか、支払い能力があるか、現在安定した収入があるかなどについて審査されます。
問題なく審査を通過できればリース契約を結ぶことができます。
黒ナンバーのリースがおすすめな人とメリット
黒ナンバーをリースする際のメリットと、おすすめな人についてご紹介します。
◎黒ナンバーのリースがおすすめな人
・初期費用を抑えたい人
・車両の故障や車不足の時
・軽バンの購入を考えている人
黒ナンバーのリースは初期費用を抑えたい人はもちろん、車の購入を考えている方や配送業務を行っている方にもおすすめです。
車の購入はどの車種にするのか、配送業務には適しているのかなど、悩む点がいくつかありますよね。
実際に乗ってみないとわからないこともあるので、購入前にリースで希望の車種を使ってみることで良い点・悪い点を把握することができます。
また、既に配送業務を行っている方は、万が一の故障や事故などの際には黒ナンバーをリースすることで業務に支障が出ることもありません。
◎すぐに事業を始めることができる
車を購入するよりも、早く業務を始めることができるというメリットがあります。
車の購入には、実際に店舗に足を運び車種を選んで購入して、などの様々な手続きが必要になりますよね。
希望の車種がない場合は取り寄せなければいけないので、取り寄せの日数も必要です。
しかし、黒ナンバーのリースならプランを選び契約をすればすぐに業務を行えます。
◎月々の支払いが把握しやすい
リース料金は月々一定の料金を支払いするので、経費として計算しやすく把握しやすいこともメリットです。
プランには自動車税や重量税・自賠責保険などの費用が含まれているので、月毎の支払額が変わることもありません。
◎メンテナンス費用込みのプランなら管理が楽
プラン内容によってメンテナンス費用が込みになっているものもあります。
エンジンオイルやタイヤ交換・点検などの維持費が必要ですが、追加のオプションや契約プランに含まれている場合もありますので、わかりやすく管理しやすいというメリットがあります。
こまめにメンテナンスをする方や万が一を考えて、オプションの加入やプランの確認をすると安心です。
黒ナンバーをリースする際に審査なしの会社はあるの?
黒ナンバーをリースする際には契約時に審査が必要になりますが、「審査がない方がいい」という方は多いのではないでしょうか。
こちらでは、リースする際の審査についてご紹介します。
『基本的に審査なしでリースできる会社はない』
リース会社は全国的に複数の店舗がありますが、審査が全くないという会社はありませんでした。
審査基準や審査内容は会社によって異なりますが、銀行や信販会社による審査が一般的です。
しかし、銀行や信販会社の審査を通さずにリース会社が独自に審査を行うところもあります。
銀行などで行わない場合は基本的に審査に通りやすいので、審査が通るか不安な方は審査内容を確認してみるといいでしょう。
黒ナンバーの審査に落ちやすい人・落ちた場合の対処法
「もし、審査に落ちた場合はどうすればいいの?」
このような不安もありますよね。
こちらでは、審査に落ちやすい人・落ちた場合の対処法についてご紹介します。
○審査に落ちやすい人
・収入が不安定
・勤続年数が短い
・借金がある
・資産や持家がない
審査に落ちやすい人は、このような特徴があります。
基本的に審査は支払い能力がある人は問題なく通りますが、これから事業を始める人・仕事を始めたばかりの人は審査に通過することが難しい場合もあります。
また、収入はあるが借金がある人は、年収の3分の1以上の借金がある場合審査に通りにい可能性があります。
また、フリーランスや個人事業主の場合、収入が安定しないと判断されてしまうこともあります。
○審査に落ちた場合の対処法
審査に落ちてしまった場合、以下のことを再度確認しましょう。
・連帯保証人をつける
・名義人を変える
・車のグレードを下げる
・借金をできるだけ減らす
上記のことを行った上で、再度審査を申し込んでみましょう。
どうしても通らない場合は、リース会社を変えることも検討してみてください。
しかし、審査に通るために嘘の申告をしてはいけません。
収入や借金など嘘の申告をすることで、さらに審査に通りにくくなることも考えられます。
黒ナンバーを使うならリースがおすすめ!
黒ナンバーをリースする際のメリット・デメリットについてご紹介しました。
これから黒ナンバーの取得を考えている方、車の購入を検討している方は、リースがおすすめです。
リースすることですぐに業務を始められるなど、様々なメリットがあります。
しかし、黒ナンバーをリースする際は途中解約できないなどのデメリットもありますので、メリット・デメリットの両方を把握しておくといいでしょう。
また、黒ナンバーをリースする際には審査が必要なので、審査に通るか不安な方は「審査に落ちやすい人・落ちた場合の対処法」をよく確認することが重要です。