いつも運転お疲れ様です!あっという間に12月、今週末はクリスマスですね♪
今年は土日がクリスマスなので、週末はたくさんの人がお出かけすると予想されています。
本日は、北日本から西日本の日本海側を中心に雪が降り、大雪となる所もあるそうです。大雪による交通障害も予想されているので、積雪や路面凍結による交通事故にご注意ください。慣れない雪道の運転では、スタックやスリップなどの怖い体験をした事がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
初めて雪道運転にチャレンジする際は、事前にどんな危険が潜んでいるのかを学び、バッチリ対策をしておきましょう!
路面凍結(アイスバーン)とは?
アイスバーンとは、道路上の水分が凍結した状態の事です。
アイスバーンは大きく分けて3種類あります。
それぞれの見分け方や注意点を事前に把握しておきましょう!
・圧雪アイスバーン
圧雪アイスバーンとは、タイヤなどによって雪が踏み固められた状態を指します。
他のアイスバーンよりも表面がでこぼこしていることが多いので、一見あまり滑らないように見えます。しかし、実際はとても滑りやすく、特に表面が少し溶けてきた頃に非常に滑りやすくなります。路面の状態をよく見ながら、慎重に判断しましょう。
・ブラックアイスバーン
ブラックアイスバーンとは、道路の水分が薄く凍った状態です。
気温が下がると発生しやすくなるため、雪が降っていなくても発生することがあります。路面が濡れている状態に似ているため、見分け難い要注意のアイスバーンです。暗い場所での運転では特に注意を払ってください。
・ミラーバーン
ミラーバーンとは、路面が鏡のように光を反射するほど凍ってしまった状態のアイスバーンです。交差点など、広範囲で踏み固められやすい場所に発生することが多いです。アイスバーンの中でも特に滑りやすいため、こちらも細心の注意を払って走行してください。
雪道で運転する場合の注意点と対策
雪道での運転は、以下の点に注意しましょう。
・急発進・急ブレーキ・急ハンドルを避ける
・車間距離を長めにとる
・スタッドレスタイヤ・タイヤチェーンを装着する
雪道での事故を防止するには、急発進や急ブレーキ、急ハンドルなどの「急な操作」をしないことが大切です。また、車間距離を充分に保つことも大切です。車間距離が短いとブレーキやアクセルを踏む回数が多くなり、スリップの危険性が高まります。万が一スリップしてしまった場合でも、車間距離を充分に保つことで大きな被害を避けることができます。「万が一滑ってしまっても事故につながらないように」という意識で走行することが大切です!
雪道での走行には、タイヤチェーンやスタッドレスタイヤの装着が必須です。また、2018年の12月14日に国土交通省から「タイヤチェーン装着義務化」(別名:チェーン規制)が発表され、発令された場合にはスタッドレスタイヤやスノータイヤなどの冬用タイヤを装着している場合でも、タイヤチェーンの装着が義務化されます。これは、降雪時に立ち往生が発生するような山陰地方の高速道路の一部区間が対象で、その区間には特別な標識が設置されています。
冬は、道路状況の他にも体調や視界環境など、様々な要因からトラブルがおこりやすくなってきます。
クリスマス、年末、年始と何かと忙しい時期ではありますが、安全運転を心がけましょう♬