軽貨物配送は軽トラや軽バンを使用して荷物を運ぶ事業です。大型免許などは特に必要なく普通免許を持っていれば誰でも始められます。軽自動車は燃費がいいのですが、月にどのくらいの燃料を必要としているのでしょうか?本記事では軽自動車の燃費、ガソリン代について解説致します。
燃費の目安平均はどのくらい?
軽貨物配送は、軽自動車を使用します。
軽自動車は燃費も良く、1リットルあたり15㎞から20㎞くらいは走行出来るでしょう。
請負契約の場合、走行距離はだいたい1日200㎞程度になります。
そのため、1日あたり10リットル~13リットルを消費する計算になります。
レギュラーガソリン1リットル160円程度で計算すると、1日1600円~2000円程度のガソリン代(燃費)がかかります。
月に25日稼働したとして月に5万円ほどのガソリン代が燃費として計算されます。お給料が月相場30万円で計算すると約2割くらいガソリン代でかかってしまいます。
ガソリン代を安く抑えるためのコツとは?
ガソリン代は軽貨物配送業では必ず必要になる固定費です。
固定費=経費ですが少しでも安く済ませることが出来たら他の必要なものへの経費としてお金を回せますし、事業者にとっては経費を安くすることはとても大事なことです。ガソリン代を抑えるためには、燃費の良い車両を購入することでしょう。
燃費の良い車を購入したうえで、さらに安く抑えるためにはいくつかの方法がありますので、ご紹介致します。
①車のアクセルは急発進・急加速は避ける
燃費の良い運転のためには、アクセルはなるべく一定に保つよう心掛けましょう。
車間距離はできるだけ多めにとり、先を見て運転しましょう。信号が赤になっている場合や、道路工事などで車が停止していたり、止まれマーク=一旦停止があるなど、停止する場合がある箇所を予測して無駄にアクセルを踏むことのないよう意識して走行しましょう。高速道路などでも出来るだけ時速80キロ以上はださないようにしましょう。90キロ以上出してしまうと、一気に燃費が悪化してしまいますので注意しましょう。
②タイヤの状態を定期的に点検する
タイヤは20,000キロ走行で一般的には交換します。5,000㎞走行で1mm摩耗するといわれており、国産タイヤのスリップサインはだいたい4mm摩耗で表れてきます。スリップサインが出でいる状態で走行し続けると、摩擦抵抗が高くなってしまうので、燃費は悪化しガソリン代がかかります。
③エンジンオイルはこまめに交換する
エンジンオイルは劣化すると燃費が悪くなり、エンジン故障の原因にも繋がります。
走行距離5,000㎞または半年に1度のタイミングできちんと交換を行いましょう。
④高性能カーナビを使用し、最短ルートで配達する
ガソリン代を安くするためには、走行距離を短くすることです。
高性能カーナビを使えば、最短距離の案内や交通渋滞をリアルタイムで測定して、う回路を案内してくれる機能が備わっています。カーナビは10万円を超える高価格なものがほとんどですが、長期的に見てガソリン代の節約に繋がるので高い買い物ではありますが、初期投資という視点で良いものを選んだほうが良いかと思います。
⑤アイドリングを避ける
配送中は、様々な理由で停車するケースがあります。その際も、エンジンを出来るだけ切ってアイドリングの時間を短くしましょう。積極的にアイドリングをやめることでガソリンの減りが少なくなります。
様々な工夫の積み重ねでガソリン代を安く抑えられます。
是非試してみてください☆