軽バンは、小回りがきく、燃費が良いことから、ビジネス利用や趣味の車として人気があります。
しかし、軽バンは普通車よりも小型のため、オイル交換については注意が必要です。
今回の記事では、軽バンのオイル交換について、その必要性や交換方法などを詳しく説明します。
軽バンのオイル交換の必要性
軽バンは、小型車であるため、車のエンジンも小型化されています。
そのため、オイルの量が少なく、オイルの劣化が進むとエンジンに負担がかかり、トラブルの原因になることがあります。
オイル交換は、エンジンの正常な動作を保ち、車の寿命を延ばすためにも、定期的に行う必要があります。
また、軽バンは日常的にロードサービスに頼ることが多く、ロードサービスによってエンジン始動が出来なくなる場合があるため、日頃からエンジンオイル交換をきちんと行うことが、トラブル防止につながります。
オイル交換のタイミング
軽バンのオイル交換のタイミングは、走行距離や時間などによって異なります。
一般的には、軽バンは走行距離が3,000km程度走った後に交換する必要があります。
しかしながら、「公道を走る自動車、運転者等の安全の確保等に関する法律」の規定によって、新車から3年以内は1年に一度の定期点検が義務化されています。
この点検時に、オイル交換の必要性がある場合は交換をする必要があります。
また、走行距離が少ない場合でも、一年以上経過した場合はオイル交換が必要とされます。
エンジンオイルは、年数が経つと劣化するため、交換周期には注意が必要です。
なお、高速道路や過度な渋滞などによって、エンジンの負荷が大きくなる場合は、交換時期を早めることが推奨されています。
適切なオイル選びのポイント
軽バンのエンジンオイルは、車種によって異なるため、適切なオイルを選ぶことが重要です。
オイルの粘度や品質などは、車のエンジンに直接影響するため、しっかりと調べてから選びましょう。
車種に合わないオイルを使用すると、エンジン内部に異常が生じ、機関部品の損傷や劣化を促進することにつながるため注意が必要です。
一般的に、軽バンには5W-30または5W-40の粘度のオイルが適しています。
また、合成油などの高級オイルを使用すると、エンジン内部の汚れを防止し、エンジンをより長持ちさせることができます。
しかし、高級オイルにはコストがかかるため、適切なものを選ぶようにしましょう。
さらに、低燃費オイルは、燃費の向上やエンジンの温度上昇を抑えることができます。
軽バンは燃費が良いことが特徴的なため、低燃費オイルの使用も検討してみることをおすすめします。
オイル交換の方法
軽バンのオイル交換方法は、一般的な車と同じです。以下の手順で行うことができます。
1. エンジンを始動し、オイルを温める
エンジンを数分間稼働させ、オイルを温めます。
このとき、軽バンが水平になっていることを確認してください。
2. オイルドレンボルトをはずす
オイルパンの下にあるオイルドレンボルトをはずし、古いオイルを排出します。
このとき、オイルドレンボルトの位置を確認してから作業を行いましょう。
3. オイルフィルターを交換する
オイルフィルターを外し、新しいものに取り替えます。
フィルターキャップを手で締めすぎないように注意が必要です。
4. オイルを補充する
エンジンオイルを補充します。
オイルレベルはエンジンが停止した状態で確認し、目盛り範囲内になるように注入しましょう。
以上の手順で、軽バンのオイル交換が完了します。
ただし、初めてオイル交換を行う場合は、マニュアルや取扱説明書をしっかりと把握して、作業を行うことが非常に大切です。
定期的なメンテナンスで愛車の寿命を伸ばそう!
軽バンのオイル交換は、車の正常な動作を保ち、車の寿命を延ばすために非常に重要です。 適切なタイミングと適切なオイルを選び、正しい方法で交換を行うことが必要です。 また、初心者にとってはやや難しい作業となるため、必要ならば専門の整備工場を利用することも検討してみるべきでしょう。
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