車検証の名義変更について解説

2023
02月 24日

相続などで使用する人物が変わった場合や車を譲り受けた場合なども、車検証の名義変更の手続きが必要となります。手続きを忘れていた場合、住所変更をしなかった時と同様に自動車税納税書が手元に郵送されません。また、自動車保険に加入することも出来ませんのでご注意ください。

本記事では、名義変更の手続きについて解説致します。

車検証の名義変更が必要な時

使用者・所有者変更となった際には速やかに車検証の名義変更を行いましょう。

ご結婚などで苗字が変わった時にも免許証の変更と同様、車検証の変更も必要になります。

名義変更を行わずにいると、自動車税納税書が前所有者に郵送されてしまい、何の連絡もないままに放置されてしまうと滞納扱いにされてしまうことも最悪あり得るので気をつけましょう。

車検証の名義と本人が異なる場合には自動車保険に加入することが出来ませんので、前所有者には解約してもらい、自身で保険に加入する必要があります。

名義変更の手続き方法

住所変更の時と同様に、車検証の住所を管轄する運輸支局または軽自動車検査協会にて手続きを行います。

必要書類をご紹介します。

【軽自動車】

・車検証
・ナンバープレート(管轄区域外の場合)
・住民票
・軽第1号様式申請書

【普通車】

・車検証
・ナンバープレート(管轄区域外の場合)
・車庫証明(管轄区域外の場合)
・住民票
・譲渡証明書（譲渡の場合）
・印鑑証明（譲渡の場合）
・第1号様式申請書
・自動車税申告書

費用について

軽自動車の名義変更の申請に料金はかかりません。

普通車の場合は移転登録料として印紙代で500円がかかります。

その他、市役所などで住民票を取得する際の費用は別途かかります。

軽自動車検査協会・運輸支局等の窓口は平日しか開いておらず、土日はお休みとなっています。
お仕事などで忙しくなかなかご自身で出向くことが難しいかもしれません。別途費用はかかりますが、代行業者に依頼する選択肢もありますのでご検討ください。