車のサブスクの審査基準。甘い？厳しい？

2023
05月 08日

車をサブスクする際には申し込み時に契約する会社で審査が必要になります。

サブスクの審査はどのように行われるのか、もしかしたら落ちてしまうのではないかと不安になる方もいるのではないでしょうか。

本記事では、車のサブスクの審査基準について解説します。

車のサブスクの審査は通りやすい？

車のサブスクは、契約時に車の残価をあらかじめ設定して、車両本体価格から残価を差し引いて月額料金を算定します。

残価を差し引くことにより審査対象価格が安くなるので、毎月支払う金額がカーローンなどと比べて少額になるため審査に通る可能性が高くなるのです。

サブスクは車の所有権がカーリース会社にあります。車の利用期間を決めて『レンタル』することになるので毎月の利用代金を支払えるのかを審査時に判断します。

カーローンはお車全体の購入価格を支払えるかを審査しますが、サブスクは毎月のお支払額をきちんと支払えるのかを審査するため、カーローンに比べると審査が甘いと言われています。

車のサブスクの審査基準とは？

車のサブスクの審査基準については、公表はされていませんが、一般的なローン審査などと同様、信用情報会社や個人情報などから車を貸し出しても問題ないかが判断されます。

サブスクの審査でよく見られるポイントについてご説明します。

◆月額料金を払える収入があるか

車のサブスクの審査では、月々の支払いをきちんと支払えるのかを判断されます。

一般的に基準として見られる年収は最低でも200万円の年収であることが前提です。

必ずしも200万ないからといって審査に通らないと決められているわけではありませんので諦める必要はありません。

車両価格の安い車を選んだり、同じ車種でもグレードを落としたり、選ぶ基準を下げて工夫することで、審査に通る確率があがるでしょう。

◆職業は安定したものか

毎月支払いを続けられるのかが問題になるので安定した職業に就いているかも判断されます。

社会情勢で影響を受けにくい正規社員のほうが審査に通りやすい傾向があります。

パートやアルバイトの方でも同じ会社に1年以上勤めて安定した収入を得ている方は問題ありません。

◆勤続年数は長い方がいい

勤続年数も審査をする上では重要になります。

同じ勤務先に長く勤めていて安定した収入がある方は、これからも安定した収入が見込まれると判断されるため安心材料になります。

車のサブスクの申し込みは、最低でも現職に就いてから、1年程度経過してから申し込むと審査にも通りやすくなり契約はスムーズに進むでしょう。

◆多額の借り入れがないか

審査をする際には、消費者金融や各種ローンなどの債務状況も見極めます。

借り入れの審査基準として、年収に対して借入残高が30％程度という目安があるので、借り入れがそれ以上にならないよう気を付けましょう。

借り入れが全くだめをいう訳ではありませんので、ご自身の年収でどのくらいまでの借り入れが支払える範囲なのかをきちんと計算したうえで、申し込みましょう。

◆信用情報に問題はないか

クレジットカードや各種ローンなど、過去の借り入れの履歴：滞納、債務整理、自己破産などの履歴が個人信用情報機関に記録されています。

主な情報機関は、

KSC（全国銀行個人信用情報センター）

CIC（シーアイシー）

JICC（日本信用情報機構）になります。

情報機関毎に保管期間が定めてあり、経過した情報は削除されるしくみになっています。

滞納の記録なら5年間、自己破産の記録なら10年間は保管されます。過去の情報は非常に重要になりますので十分気を付けましょう。

自社で審査を実施している会社は契約が出来ることもありますので、必ず調べてから申し込むようにしましょう。

上記で申し上げた内容で審査する会社が一般的には多いので、サブスクを申し込む際に不安を感じられる方はぜひご参考にして頂ければと思います。