報道でも流れていますが、冬型気圧配置の影響で新潟県柏崎市や長岡市など国道8号や17号で相次いで車の立往生が発生しています。今現在も立往生は解消されておらず、新潟県は自衛隊に災害派遣を要請して、対応にあたっているそうです。本記事では、立往生の原因や巻き込まれてしまった時の対処法・日頃から備えておくべきグッズについて解説していきますので是非参考にしてみてください。
立往生の原因とは?
車の立往生の原因は【スタック】によるものだと言われています。
スタックとは雪道で大量の雪にはまってしまい、アクセルを踏んでもタイヤが空転して前に進めない状態のことを言います。完全にスタックしてしまうと、進むことができなくなってしまい、その場に立ち往生してしまうことになります。高速道路上では、自力走行不能車両が1台でも発生すると、立往生につながる恐れがあるそうです。
自分の車が立往生してしまったら?
①ハザードランプを点灯し、停止表示板を置くなどして自分の車が目立つようにする
②JAFなどのロードサービスなどに連絡し、救助の依頼をする
③避難できる場所などがない場合には、消防(119番)や警察(110番)に速やかに連絡をし、車の中で救助を待つ
長時間車内にいなければならない場合
車が雪に埋まったときは、エンジンをまず切りましょう。
エンジンをかけたままマフラー周辺が雪に埋まってしまうと、排気ガスが車内に逆流し、一酸化炭素中毒を起こす危険性があるそうです。
やむを得ずエンジンをかけるときには、マフラーが雪に埋まってしまわないよう、こまめにマフラーのまわりを除雪しましょう。定期的に換気も行いましょう。
窓を開けて換気していても、窓の開口量があまりに小さい場合などによっては一酸化炭素中毒の危険が高まることがあります。
立往生に備えておくべきもの。車に積んでおくと良いもの。
もしもの立往生に備えて日頃から車に積んでおいたほうが良いもの
・タイヤチェーン・スコップ
・スノーブラシ・スタックヘルパー
・毛布・携帯用トイレ
・防寒着・軍手や手袋
・長靴・カイロ
・非常用の水・アルファ化米
・けん引ロープ・ブースターケーブル
立ち往生に巻き込まれ、長時間車内で待機しなければならない場合、防寒、食料、トイレなど様々な心配事があります。日頃から非常時に備えて車内にも防災グッズを備えておくと良いでしょう。
出発前には燃料満タンにしてあるかどうかも確認しておくことが大切です。