カーリース期間中に傷をつけた場合の修理費用は？相場について解説

2023
06月 06日

カーリース期間中にもし傷を付けてしまった場合には、リース車両は借り物であるため、報告義務があります。

各リース会社の規定に従いお客様自身が修理代金を負担する必要があります。

修理代は思ってた以上に高額になるケースが多く、もしもの時にも焦らないために安心できる方法をご紹介いたします。

傷をつけてしまったらいくら請求される？

一般的にリース会社の契約プランは、リース車に傷や故障があった場合、修理費用を契約者が負担するという定めになっています。原状回復するという規定になっていることが多く、基本的には全額契約者負担となります。

実際にどのくらいの修理代金がかかるのか費用の相場について紹介いたします。

修理費用の相場について

つけてしまった傷がただの擦り傷なのか、へこみなのかによっても金額は変わります。

修理箇所によっても違いますので相場をご紹介します。

〈擦り傷〉

ドアミラー：2～5千円

ボンネット：3～5万円

ドア：3～6万円

バンパー：7千～4万円

ルーフ：3.5万円～5万円

フェンダー：3～6万円

〈へこみ〉

ドアミラー（交換）：3万円以上

ボンネット：3万～10万円以上

ドア：3～15万円以上

バンパー：3～20万円以上

ルーフ：3～10万円以上

フェンダー：2～5万円以上

擦り傷だと数万円で済みそうですが、へこみになってしまうと10万円を超えてしまうためかなりの出費になりそうですね。

リース会社によっては天災等による傷や故障なども契約者が全額負担としている会社もある為、契約内容をよく確認しましょう。

報告しなくてもばれない傷は？

リース車両の返却時には査定があります。

目立ちにくい場所で小さな傷の場合には、リース会社も見落とす場合があります。

規定内の傷や劣化に関しては、見逃してもらえる場合が多いです。

規定内とは、飛び石による小さな傷や、ドアノブ内側の引っ掻き傷、消耗品の劣化などが該当します。

リース車両に傷をつけてしまったらどうしたらいい？

リース車を傷つけてしまった時はリース会社に傷や故障の程度を報告し、修理をするか否か、またどこでするのか、その決定を仰がなければなりません。

もしリース車を傷つけてしまった時、決してしてはいけない行為が二つあります。
それは傷や故障を「放置する」ということと「勝手に修理する」ということです。

日常でついてしまうような引っかき傷や飛び石による傷は報告する必要はありません。

しかし程度の大小は抜きにしても、ぶつけたり擦ったりしたときは念の為報告しましょう。